スパイキースプレー:特徴、使い心地レビュー(イリヤ:スパイキースタイリングスプレー ウルトラハード)

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商品の概要

今回は2回目となるヘアセット後のスプレー記事です。 美容師さん、理容師さん界隈では言わずと知れたイリヤ化学さんのウルトラハードスプレーです。

ビシッと決まる超ハードタイプのスプレーです。

イリヤ化学さまの IRIYA製品:スタイリングページより引用


商品の写真は私の私物を記事最初の画像に添付していますので、そちらをご確認下さい。 パッケージはクドくないシンプルなもので、 髪を様々な方向で固められる事を表現するかの様にピンクの流れが一際目をひきます。 阪本高生堂さんと同様に、イリヤ化学も業界内ではメジャーですが、こと一般消費者向けとなるとマイナーな部類に入りますが、商品のクオリティとしては素晴らしいものがある為、そこをまとめていきたいと思います。
※ 公式HPの無骨な商品紹介は何とかならないのだろうか…。

特徴

◎ 湿気や雨にも負けない程のハードなセット力
◎ 髪全体がセットされる様な安定感

セット力

VO5 < クールグリース < スパイキー
といったセット力であり、今まで使ってきたハードスプレーの中でも最上クラスです。

ツヤ

ツヤはスプレーではほとんど付かないマットな仕上がりになります。 このスプレーを使用する際は、ツヤはグリースに任せましょう。

噴射力

一般的なヘアスプレーと同等の噴射力です。 事前に噴射力は確認してから使用した方が地肌に噴射するリスクも減らせますのでおすすめです。

匂い

無香料です。 噴射後の匂いもほとんどありません。(クールグリース側が匂いがあり過ぎるのかもしれません。) グリースに香り付けがされている場合は、その香りがかき消される事もありません。

洗い落ち

水溶性の為、水だけで落とせます。 しかし、グリースの洗い落ちと異なり、1分〜2分程水で流し続ける事で徐々に落ちていきます。 この後、シャンプーを行えば、スプレーは完全に落とせます。
※ この洗い落ちに関してはクールグリーススプレーと同等の印象を受けました。
巷のレビューでは洗い落とし難いといったレビューもありましたが、ショートヘアレベルであれば問題なくお湯だけでも十分落とせると思います。

使い心地

グリースで普段どおりにヘアセットを行った後、キープしたい部分にスプレーをしていきます。 髪のボリュームがグリースで出せなかった場合は、コームで髪のボリュームを出しつつスプレーで固定を繰り返す事でボリュームを出すことが出来ます。
この時、速乾性があり、また、スプレーを行った部分はガチッと固まります。 固まる様は思わず「おぉ、凄い」と声が漏れる程の強さを感じました。 その為、その状態からヘアスタイルを変更するのは苦労しますので、ヘアスタイルを調整しつつスプレーしましょう。 セット完了後は髪に触れてみると、髪全体が固まっている事が分かります。
よく手に入るハードスプレーといえばVO5エクストラハードが挙げられると思います。 使い心地の違いとしてはVO5の場合は髪全体が固まるというより、毛束が固まる様な固まり方をします。 この辺りは仕上げたいヘアスタイルによって使い分ければ良いと思います。


販売場所と価格

店頭では見かけた事がなく、インターネット通販による購入になるかと思います。 価格としては¥1,200程度になる為、コストパフォーマンスで考えればVO5をうまく使うでも代替出来そうです。 ただ個人的にはスパイキースプレーの方が髪質にはあっている様に感じています。 VO5を使い切ってしまった為、いずれ交互に比較してみてこの記事を更新したいと思います。

今お使いのハードスプレーに不満がある方は、一度スパイキースプレーを使ってみてはいかがでしょうか。


その他ヘアスタイリング剤

国内、海外問わずヘアスタイリング剤の記事も書いていますのでよろしくお願いします。
look-good-on-paper.hatenablog.com

「燕楽」に行ってみた。200gの三元豚ビブグルマンとんかつ。特徴、レビュー(燕楽@池上)

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お店の概要

最寄り駅は東急池上駅であり、駅から2分程国道421号を東に歩いた場所にあるお店です。 東急池上駅蒲田駅から4両編成程の車両で住宅街を抜ける為、乗車していてローカル線の様な気持ちにさせてくれます。

さて、本家は御成門にある燕楽さん(1950年創業)の暖簾分けの池上店です。 私の記憶では4年前にクロスバイクに跨りこの池上の燕楽さんにお邪魔し、静寂の中、ロース定食をいただいた記憶があります。 店内の料理外の写真が禁止な為、料理の写真を撮る事もせず、ほどほどに満足して帰宅しています。

やはり当時は丸一さんが最高峰店だった為、燕楽さんはポテトサラダが出てくるとんかつ屋。 くらいの記憶になっており、川崎のとんQさんのようにもう一度足を運んでみよう。という事で、 再びクロスバイクに跨りお邪魔する事にしました。

待ち時間

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土曜日の19時15分頃にお店に到着しました。 店の前には4名の先客がおり、蒲田の土曜日のとんかつ屋に比べれば待ち時間は15分と4分の1程の短さです。

座席数は24席で1階はカウンターが8席とテーブルの4席、2階には2つのローテーブルがあり、 各々6名が座れるフローリングであり、人のお家にお邪魔している様な気分になります。 1階のカウンターの方が調理場の雰囲気やこだわりが書かれた文面を読める為、そういった空気を楽しみたい方は1階がおすすめです。

メニュー

ミックス定食はヒレカツ+エビフライとのこと。

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お姿

オーダーしたのはロースカツ定食(¥2,300(税込))です。 この価格帯はのもと家さんと同等の価格帯になります。

とんかつが来るまでの間、キャベツの千切りを作る包丁の音を耳にして、 嗚呼、確かにこの音を4年前にも心地良く聞いていた事を思い出しました。

注文から15分程でお新香(大根、蕪、胡瓜)とポテトサラダが運ばれる為、それを頂きつつ主役の到着を待つ事にします。 燕楽さんのお新香は味付けも薄く、素材の味がよく伝わります。

ポテトサラダは程よいポテト感を残した部分と、マッシュポテトを混ぜ、 クセのない程度のマヨネーズで作られており、久しぶりのポテトサラダに舌鼓を打ちました。

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お新香とポテトサラダ


さて、お新香たちの到着から遅れる事10分、山形平田牧場の三元豚を使ったとんかつが運ばれてきました。

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ロースカツ定食

特徴

第一印象としては200gのロースカツのボリュームです。 そしてとんかつの断面は程よい桜色をしており、薄い衣は箸を使っても剥がれにくく、 この辺りはパン粉やパン粉の付け方に燕楽さんならではの創意工夫を感じます。

最初のひと口を何もつけずに食べてみると、丸五のヒレカツを彷彿とさせる肉の弾力、脂、 そしてほんのりとした豚の甘み、周囲の薄い衣がサクリと心地よい食感を演出してくれます。 とんかつはアツアツ(火傷する水準)ではなく、ほのかに温かい状態で提供され、余熱による調理がされています。 その為、とんかつそのものの味をより感じやすい一口目になりました。

卓上の調味料としては、醤油、塩、ソース(甘口)が揃っています。 珍しく「からし」が提供されておらず、個人的には「からし」が合いそうなとんかつだっただけに残念でした。 隣のお客は塩で全てのとんかつを食べていましたが、私はソースがこのとんかつには合う様に感じました。

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ロースカツ定食(アップ1)
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ロースカツ定食(アップ2)

おわりに

とんかつの味や食感、余熱調理、どれをとっても既視感が訪れず、4年前の私には燕楽さんのとんかつは物足りなかったのかもしれません。 当時は若さもあり、丸一さんや檍さんが最高のとんかつだと感じていた為、仕方がないかもしれません。

ただ、三十代にもなると、200gというボリューム+ロースカツは私の胃には普段であれば一切れ残してしまうグラム数だったりします。 しかし、三元豚だからなのか。燕楽さんだからなのか。満腹感はありますが、脂っこくて一切れ残す事はありませんでした。 豚肉の脂や、フライ油、パン粉等を工夫されているのだと思います。 ロースカツを食べたいが脂っこいのが苦手だ。という方は燕楽さんは良いと思います。
接客についても無駄な私語もなく、キビキビと対応されており、こちらまでしっかりしなければと思わせる程の接客でした。 4年前は私と、1人のお客さんしかいないタイミングで訪問していた為、ここまで活気のあるお店だったのか。と正直驚いてしまいました。

コロナ禍で大変苦しい状況だとは思いますが、変わらず丁寧な仕事ぶりに畏敬の念を抱かざるを得ません。 これからも美味しいとんかつを提供して欲しいと願うお店の一つです。

ごちそう様でした。

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グルメ、食通、ダイニング

住所

〒146-0082
東京都大田区池上6丁目1−4

食べログ

tabelog.com

クールグリーススーパースプレー:特徴、使い心地レビュー(阪本高生堂:COOL GREASE SUPER SPRAY)

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商品の概要

今回は初となるヘアセット後のスプレーに関する記事です。少しマイナーな商品から紹介する為、見た事がない!と感じる方もいるかと思いますが、クールグリースシリーズの阪本高生堂さん開発スプレーです。

ウルトラハードの強力固定用スプレー。根元の立ち上げや毛先のガードに最適。パキパキにスタイルをガッチリキープしたい人にはこれ!

サービス/製品一覧 - 株式会社阪本高生堂さまより引用


商品の写真は私の私物を記事最初の画像に添付していますので、そちらをご確認して頂きたいのですが、パッケージはヘアスプレーらしくありません。
一見するとDIYコーナーのスプレー棚にありそうなパッケージです。やはり阪本高生堂さんの商品の見せ方(プロモーション)が独特です。

特徴

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阪本高生堂さまより借用

セット力

阪本高生堂のセット力指標としては、10段階評価の「6」です。 阪本高生堂が出すスプレーとしては最も強いセット力を持つスプレーになります。

ツヤ

阪本高生堂のマトリクスとしてはマットな仕上がりにスプレー後は仕上がります。 このスプレーを使用する際は、ツヤはグリースに任せましょう。

噴射力

今までのヘアスプレーより強い噴射力です。 第一印象としては生きた化石と戦うスプレーと同等の噴射力の様に感じました。 思わず声を上げる程の噴射力の為、事前に噴射力を確認してから使用しましょう。

匂い

無香料を謳っていますが、噴射後の匂いは薬剤の匂いがします。 その際の匂いとしては、夏のコンクリートに水を染み込ませた様な匂いです。 仕上がりの髪にはその匂いはつかない為、噴射時の匂いだけ気になる方は他のスプレーをおすすめします。

洗い落ち

水溶性の為、水だけで落とせます。 しかし、グリースの洗い落ちと異なり、1分〜2分程水で流し続ける事で徐々に落ちていきます。 この後、シャンプーを行えば、スプレーは完全に落とせます。 巷のレビューでは洗い落とし難いといったレビューもありましたが、ショートヘアレベルであれば問題なくお湯だけでも十分落とせると思います。

使い心地

グリースで普段どおりにヘアセットを行った後、キープしたい部分にスプレーをしていきます。 髪のボリュームがグリースで出せなかった場合は、コームで髪のボリュームを出しつつスプレーで固定を繰り返す事でボリュームを出すことが出来ます。 セット完了後は髪に触れてみると、髪全体が固まっている事が分かります。若干ウェットな固まり方をするスプレーだと感じました。 ただ、ガチガチに固まるといったものではない為、ガチガチに固める事を目指すならスパイキースプレーに軍配が上がります。
よく手に入るハードスプレーといえばVO5エクストラハードが挙げられると思います。 使い心地の違いとしてはVO5の場合は髪全体が固まるというより、毛束が固まる様な固まり方をします。 この辺りは仕上げたいヘアスタイルによって使い分ければ良いと思います。


販売場所と価格

店頭では見かけた事がなく、インターネット通販による購入になるかと思います。 価格としては¥1,600程度になる為、コストパフォーマンスで考えればVO5をうまく使うでも代替出来そうです。 セット力や髪全体を固定するといったイメージならば、後日記事にする予定のスパイキースプレーの方がコストパフォーマンスの点においては高いと感じています。普段遣いのヘアスプレーを変えてみたい方は、阪本高生堂さんにもヘアスプレーがある事を思い出して頂ければと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ファイン クールグリース スーパースプレー 210g
価格:945円(税込、送料別) (2020/10/24時点)


その他ヘアスタイリング剤

国内、海外問わずヘアスタイリング剤の記事も書いていますのでよろしくお願いします。
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