のもと家に行ってみた。茎わさびと醤油で頂く絶品とんかつ。特徴、レビュー(のもと家@浜松町)
とんかつを食すという事
30代になり本当に美味しい一人飯とは何かを考え始めた頃、
健康的ではないですが「とんかつ」の世界に足を踏み入れました。
食材としての「豚」への拘りや、油、パン粉、調理時間といった
シンプル且つ奥の深い世界に飲み込まれました。
ただ、本当に良い(自分に合った)とんかつを見つけるには
様々なとんかつを経験してみなければならない。
との思いもあり、都内のとんかつ屋を渡り歩いています。
この記事がとんかつ選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
お店の概要
ミシュランガイド東京にてビブグルマンとして掲載されている「のもと家」です。
「食は生命のもと」を掲げ、店主の拘りが垣間見れます。
2014年6月から浜松町(大門)に移転して連日行列が出来るお店として親しまれています。
待ち時間
休日にオープンの15分後にお店に到着し、先着6名でした。
店内に入るまで30分。着席後とんかつが運ばれるまで7分程度です。
※ 事前にオーダーが通っている為、厨房は大忙しですが円滑に回っていると感じました。
お姿
オーダーしたのは特選ロースミックス定食(¥2,600)です。
ロースだけを頼みたい思いはありますが、年々ロースを食べると後に胃もたれを誘発する為、
最近はヒレを軸にロースを添えて。といった具合にとんかつを楽しみます。
特徴
豚は「特選」の場合、鹿児島黒豚の六白黒豚を使用しているとの事。
四本の足と鼻、尾の先の六ヶ所が白い豚なのだそうです。
ロース、ヒレ共に肉の甘さが際立ちます。
肉の弾力も程々に噛む度に肉の甘さが口内、鼻孔に広がります。
さてここからは、のもと家さんのオススメの食べ方を試します。
とんかつに茎わさびを乗せ、醤油で頂くそうです。
「刺し身じゃあるまいし。」
と思いながら食した所、頭を垂れる思いがしました。
それくらいとんかつと醤油が合います。
又、茎わさびが良いアクセントとして効いてます。
おわりに
食べ方という点でも価値観を見直させられました。
六白黒豚については油っこさを強くは感じませんが、頂いた120gのロースで大満足です。
ヒレについても確かに美味しいです。
ですが、ヒレだけを頼むのであれば丸五@秋葉原に軍配が上がるかな。
といった感想です。
店主の拘りをしっかりとお客に伝え、食べて貰うその姿勢は非常に好感出来ました。
ごちそう様でした。
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グルメ、食通、ダイニング
住所
〒105-0011 東京都港区芝公園2丁目3−7 玉川ビル