確定拠出年金(企業型DC)運用サマリ2020年09月(年利回り「8.6%」ポートフォリオ)
確定拠出年金(以下、企業型DC)の始まり
企業型DCを始めたのは東日本大震災の一年後の2012年だった。
数百人が収容出来る施設にてこの制度についての説明会が担当者からなされた。
「今までは皆さんの企業年金を会社が運用していましたが、
これからは、皆様各々で対象の金融資産を選択し、運用して下さい。」
会場がどよめいた。
私は説明会の説明内容は話半分に
米国の年金基金「カルパース」のポートフォリオを調べていた。
説明会の信託銀行の担当者は
ポートフォリオの幾つかのパターンを説明してこう言った。
「リスクがどうしても許容出来ない方は、こちらですね。」
それは当時のGPIFと同じポートフォリオだった。
※ 当時このポートフォリオを採用したいと挙手した人が3分の2程いた時代だ。
GPIFは当時国内債券を60%の比率で運用している。
私はカルパースのポートフォリオよりも20代という事もあり、
少々攻めるポートフォリオを採用した。
トピック
◎ 私のポートフォリオ紹介
◎ 利益率の推移
保有投資信託
採用されている企業型DCによって運用先が異なる為、分類レベルで記載しています。
2020年09月末に保有している投資信託の一覧は下表の通りです。
※ こちらの運用は純粋にインデックス投資になっています。
名称 | 分類 | 積立比率 | 積立状況 |
---|---|---|---|
外国株式インデックス | 先進国株式 | 65% | 継続 |
国内株式インデックス | 国内株式 | 35% | 継続 |
外国債券インデックス | 先進国債券 | 0% | |
国内債券インデックス | 国内債券 | 0% |
拠出限度額
企業型DCは将来に受け取れるお金である為、
今の手元で使用出来る資産が減る事はデメリットですが、節税効果もあります。
その為、拠出限度額まで拠出しています。
利益率推移
拠出開始依頼の年利回りは「8.6%」
至近5年の年利回りは「5.39%」
至近3年利回りは「3.79%」
至近1年利回りは「3.74%」
資産推移
資産額は公開出来ませんが、推移をイメージとして掲載します。
図の左端が2012年であり、右端が現在になります。
おわりに
始めて企業型DCの記事を書いてみました。
他の企業でも企業型DCや、自らiDecoを用いて自分で備える流れです。
その為、こういった記事がポートフォリオで困っている方の参考になればと思い、
2020年上期も終わった事からまとめてみました。
※ 次回は2020年下期かな。
こういった公開情報が誰かのお役に立てば幸いです。