もち豚とんかつ「たいよう」に行ってみた。「もち豚」は胃に優しい。特徴、レビュー(たいよう@武蔵小山)

お店の概要

東急目黒線武蔵小山駅
日本一長いアーケードの武蔵小山商店街パルムがあり、
日本の林業研究の発祥地として「林試の森公園」もあります。
住宅街と自然との共存からファミリー層にとても良い環境の街です。

さて、武蔵小山駅から南東へ5分程歩いた所にお店があります。
2008年創業の若い部類のお店です。

お店のHPのトップには目立つようにこの様な言葉が書かれています。
いつも心と身体に「たいよう」を・・・

こういったメッセージ性のあるお店は個人的に大好きです。

待ち時間

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オープンの30分前の土曜日にお邪魔しました。
余談ですが、このお店の隣には洋食の「さんきち」さんがあります。
そちらは既に6名程並んでおり、蒲田の「さんきち」さんでは行列を見かけた事がなかった為、驚きました。
※ 「さんきち」さんはボリュームや味、価格、ドレッシングととても大衆的で私は好きです。

私が先頭でオープンの15分前には私を除いて7名程の列が出来ました。
このお店は席数が8席しかない為、1回転目で入店するにはオープン前に並びましょう。
※ 私がお店を出る頃には待ち人は10名程になっていました。(1時間以上待ち)

さて、お店がオープンして一番乗りでカウンターに座ります。
お店は店主と女性が1名の2名体制で、カウンターのみである為寿司屋の様な落ち着きのある内装です。
カウンターだけのとんかつ屋は珍しくありませんが、その中では際立った落ち着き様です。
整理整頓も行き届いており、これは店主の性格なのかもしれません。

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お姿

オーダーしたのは
ロースランチ(¥1,300(税込))+メンチ(¥500(税込))です。
価格帯は蒲田の「丸一」さんとほぼ同じです。

「もち豚」を待つ間、店内に流れる音楽に耳を傾けると、トルコ行進曲が流れており、
その音の中にとんかつの挙げる音が一際大きく聞こえます。

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ロースランチ+メンチ

特徴

キャベツについてはドレッシングが絶妙にとんかつに合う味を引き出しており、
このドレッシングを販売してほしい程です。(おかわりも可能です。)

さて、もち豚を頂いてみます。
豚そのものの食感としては「南の島豚」に軍配が上がりますが、
脂はあっさりとしており、豚肉の甘さと丁度良い塩梅です。

調味料のバリエーションはソース(甘口) or 醤油 or 塩です。
このとんかつにはソースと塩の半々で堪能させて頂きました。
どちらも豚の味をおいしく引き出せており、甲乙つけ難しでした。

次にメンチカツですが、確かに美味しいのですが、価格と見合わない。
どうにもメンチカツは安くて美味いが刷り込まれており、
余程の工夫がない限り、この価格を払ってでももう一度食べたい。とは思えませんでした。
いっそのこと海老を仕入れてフライにする方がウケが良い様に思えます。
このお店ならばエビフライも食べてみたいです。

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ロースランチ+メンチ(アップ)
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ロース(アップ)

おわりに

味、価格共に満足でした。
特に豚の脂については丸一さんの林SPFとは異なり、
あっさりしており、その点も「豚の脂がちょっと…」といった方にもオススメです。

店主とお客さんの会話からも地元の方々に愛されているお店である事が分かります。
これからもおいしいとんかつを提供して欲しいと願うお店でした。

ごちそう様でした。

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住所

〒142-0062
東京都品川区小山3丁目22−7

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