【適応障害】【うつ病】私が苛まれるキッカケになった訳と あなたはそうならないで(2.スルピリドと胃カメラ)

作成日:2022/05/07、更新日:N/A

この題名の記事を書こうと思ったキッカケ

こちらの記事を参照下さい。

look-good-on-paper.hatenablog.com

再び消化器内科へ

医師の目安としていた期日を過ぎても一向に改善する事がなく、体重は数日で3キロ痩せ、このままでは体重が50キロを下回る可能性もある為、再び消化器内科へ向かいました。

医師に現状が改善しない旨を報告しました。
医師は以前に検査した血液検査の結果にも異常がなく、精密検査をしてみなければ詳細は分からないとの事でした。
私はこのままの薬では改善は見受けられない為、医師に別の薬の処方を依頼し、そこでスルピリド(50mg)に出会います。
そして、内臓に問題があるのか精神に問題があるのかを切り分けるべく、胃カメラの予約を行い、その日は帰路につきました。

スルピリドは胃薬とはいったものの心療内科でも処方される薬であり、正直、「うつ病」を自身でも疑っていた為、書籍も買い漁りました。
医師だけでは自分の体調が改善するには限界があり、自らも知識をつける必要性を感じたからです。

私が心療内科の本で一番参考になった本を以下に紹介しておきます。
心療内科や精神科は私にとっては通う必要のない場所だと思っていましたが、そうは言ってられない状態に陥って来た為、非常に参考になりました。


スルピリドを服用し始めて

ここまであまり仕事について語って来ませんでしたが、半年以上毎日13時間程度仕事をしており、場合によっては徹夜を行い、土日出社も行っていました。
又、私がリーダーとなって20名を超えるメンバーの指揮を取らねばならず、期日も短く、怒涛の日々を過ごしていました。
ここでは頑張った自慢をしたいのではなく、それくらいで倒れたのかよ。と思われたい訳でもなく、人は倒れる時には突然倒れると知ってほしいのが私の願いです。

メンバーが1日に作り上げたものは1ヶ月分の成果物の量になります。
当たり前ですが私一人で全てを見切る事は出来ませんし、広く浅く、仕様も把握出来ないままプロジェクトを遂行せざるを得ない状態になりました。
スルピリドを処方されてもえづきの頻度は若干軽くなりましたが、万全とは行かず、会議中にえづきで離席する事もあり、仕事にも支障をきたしてきました。

感情の変化

ここまで来ると精神的な部分にも影響が出始めます。
このまま働けなくなるのではないか?
会社の私に対する評価も下がってしまうのではないか?
この症状が改善せず、より悪くなるのではないか?etc.

もう全てがネガティブな方向に向かってしまい、自分の資産額を確認し、いつまでなら生活可能かを本気で検討しました。
それくらい今回の出来事が自分自身でもショックであり、出口の見えない病との闘いになると思ったのです。

胃カメラの苦痛

しばらくして予約していた胃カメラを実施する日になりました。
鼻から内視鏡を入れるタイプであるから、そこまで苦痛はないと思う。と医師の説明と裏腹に無限に感じる15分間を過ごします。

まず、氷の様な麻酔薬を口から食べ、食道付近を麻酔します。
その後、どちらの鼻の穴から内視鏡を入れるかを判断する為に両方の鼻の穴に液体を流し込まれます。
医師からどちらの穴が通りが良かったかを聞かれる為、左の穴と答えると次に麻酔液を鼻の穴に注入され、矢継ぎ早に準備が行われます。

ここからは医師が内視鏡を用いて私の体の中を覗いていく訳ですが、説明と裏腹にえづきが収まらず、医師が多少苦戦する程の反射がありました。
胃カメラは鼻から内視鏡が良い。バリウムなんて飲むのは面倒だ。と以前上司が言っていたのですが、人それぞれ向き不向きがやはり有るようです。
食道付近にも異常は見受けられず、胃の内部に入り、胃潰瘍等も全く見受けられず、「あー、自分の胃の中ってこうなっているのか」とえづきながら涙で映像を見ていました。

やはり胃カメラの結論としても臓器に異常は見受けられず、私のえづきの原因は臓器から来るものではなく、脳から来るものである。と判断が濃厚となりました。
益々心療内科、精神科にコマを進める結果となりました。
ただ、他にも内蔵を検査する仕組みは用意されている為、私は他の可能性を潰すべく、エコーやCTについても予約を行う事にしました。
※ 精神的なものであると認めたくなかった。というのもあります。

ここから先は次の記事で。

おわりに

長々と書いてもと思い、スルピリドの出会いと胃カメラ編としてこのあたりで筆を置きたいと思います。
私が強く伝えたい事は、ある日突然、健康が崩れる事がある。という事です。
まさか自分が倒れるとは思っていなかった為、あなたも普段の生活を一度振り返って頂き、健康第一で人生を行きましょう。

仕事での貴方の代わりはきっと居ます。
でも、あなたの人生においてあなたの代わりは居ないのです。

私は今回の体験を経て、人生観が大きく変わりました。