クールグリースペリシア(EX EXTRA HARD):特徴、使い心地レビュー(阪本高生堂:COOL GREASE PERICIA EX EXTRA HARD)

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今回は水性ポマード「COOL GREASE PERICIA EX EXTRA HARD(ペリシア)」を紹介します。

2021年7月時点でもあまり情報が出回っておらず、

私自身、どういったポマードなのか気になっていた為、実際に購入してみることにしました。

見た目や使用感などなどをお伝えできれば幸いです。

その他「阪本高生堂」のグリースの記事はこちら look-good-on-paper.hatenablog.com

阪本高生堂とは?

第一弾に記載していますのでそちらの記事をどうぞ look-good-on-paper.hatenablog.com

ペリシアシリーズの前に「日理株式会社」とは?

ペリシア(ラテン語:熟練)を意味するこの商品は、製造元は「阪本高生堂」

販売元は「日理株式会社」になります。

恥ずかしながら私は日理株式会社初めて耳にする為、会社の沿革を確認してみました。

すると、創業は130年以上の老舗企業でした。

日理株式会社は藤原勝次郎氏が1885年に

大阪西区に理髪道具を販売する金物店として創業した会社であり、

両手バリカンを発明した伊藤兼吉氏らと共に日本理髪器具株式会社(現、日理株式会社)を後に設立します。

日本の理髪器具の普及を支えてきた企業であり、

美容や理容に関するお仕事を生業とされていらっしゃる方は、知らない方はいない企業名かもしれません。

卸業も実施しており、ホーユークラシエ等の業務用化粧品や設備機器、卸業も行っている企業です。

ペリシアシリーズとは?違いは?

さて、ペリシアシリーズに話を戻しますが、

今までの阪本高生堂のクールグリースとは異なる印象を持ちました。

というのもパッケージや匂いが他のクールグリースの系統とは異なり、

コンセプトはスペリオーレシリーズに近い部類に入ります。

しかし、スペリオーレシリーズの様な物語が見当たらず、高級感を感じさせない匂いを大人めいた仕上がり、

一言で商品を表現すれば、準海外向け水溶性グリースがしっくりきます。

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特徴

セット力、ツヤ

セット力はクールグリースR(赤)<ペリシア<クックグリース(鳥)

ツヤに関してはクールグリースR(赤)<クックグリース(鳥)<ペリシアといった使用感です。

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ツヤは強い方ですので、ツヤを欲している方には良い商品だと思います。

匂い

オリエンタルブーケの香り

甘い匂いのオンパレードの阪本高生堂としては意外な匂いです。

スペリオーレシリーズにも近いコンセプトを感じるのはこの点の匂いが影響しています。

ただ、海外製の匂いの強いポマード程ではない為、

もう少し匂いを強くすれば海外としても受け入れられる商品だと感じました。

甘い匂いに嫌気が差している方は、ペリシアがおすすめです。

洗い落ち

水性の為、お湯でほとんど洗い流す事が出来ます。

洗い落ちで困る事はないと思います。

使い心地

クールグリースG(青)とテクスチャーや髪馴染みは似ている為、 クールグリースG(青)を使用した事がある方ならばペリシアの使い心地はイメージし易いと思います。

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外出する機会が減っている為、髪をセットする際に無香料では味気なく、かといって甘い匂いも手を伸ばしにくい。そのような時にこの匂いは気分を少しだけ高めてくれます。

勿論、海外製のポマードであれば匂いも強く、いかにも艶のあるスタイルが決まりますが、輸送費用なども鑑みるとどうしてもコストは高くついてしまいます。

もしペリシアで満足できるスタイルが決まるならば、コストパフォーマンスも良く、日常や特別遣い両方役立つ商品だと思います。

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購入するには?

量販店では見かけたことが無く、 日理株式会社が卸している美容、理容室や、ネット販売(私は楽天で購入しました)ならば手に入ります。
楽天では 210gで1,650円であり、価格はお手頃です。

何かしらこの記事がポマードを選ぶ一つの基準になれば幸いです。


その他ヘアスタイリング剤

国内、海外問わずヘアスタイリング剤の記事も書いていますのでよろしくお願いします。
look-good-on-paper.hatenablog.com