あげ福に行ってみた。ミート矢澤の力に期待を抱く。特徴、レビュー(あげ福@五反田)

とんかつを食すという事

30代になり本当に美味しい一人飯とは何かを考え始めた頃、
健康的ではないですが「とんかつ」の世界に足を踏み入れました。
食材としての「豚」への拘りや、油、パン粉、調理時間といった
シンプル且つ奥の深い世界に飲み込まれました。

ただ、本当に良い(自分に合った)とんかつを見つけるには
様々なとんかつを経験してみなければならない。
との思いもあり、都内のとんかつ屋を渡り歩いています。
この記事がとんかつ選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

お店の概要

JR五反田駅の西口から5分程歩いた所にある2013年創業の比較的若いお店です。
お店の途中にあの「ミート矢澤」があり、そこから1分も歩かずにあげ福さんに到着します。
さて、このあげ福さんですが、先程のミート矢澤が経営しているとんかつ屋になります。
その為、肉に関しては拘りのあるお店になります。

待ち時間

大雨だった事もあり、待ち時間無しで案内されました。
ミート矢澤と比べるとこちらのお店は待ち時間が短い傾向にあります。
着席後とんかつが運ばれるまで8分程度です。

お姿

オーダーしたのは上ロース定食(¥2,200)と、和牛メンチカツ(小)(¥650)です。
この価格帯は「美味しくて当たり前」且つ、「拘りを感じられるか」が個人的にポイントになります。

f:id:miyamori_k:20200829133230j:plain:w450
あげ福のとんかつ(上ロース定食+和牛メンチカツ(小)

特徴

運ばれた際に、付属のソースの説明がありどうやらジンジャーを混ぜ込んだソースの様です。
そのソースだけをひと嘗めてみますが、どうにもとんかつに合うような印象はありません。
さて、豚の方は岩手県産の岩中豚を使用している為、私はこの銘柄豚は初めて食べる事になります。
又、忘れてはならない和牛メンチカツですが、¥650の価値があるのか。少々ワクワクします。

まずロースから頂いてみます。
脂ががつんと来た後、肉の甘さが流れ出る訳ですが、どうにも脂が強い印象を受けました。
付属のジンジャーを付けてみますが、この脂の強さにこのソースは合わない。
甘みから塩もベストな選択ではなく、結局お店の瓶のソースにて脂の強さを多少消す食べ方になりました。
この脂の強さとしては蒲田の檍さんに近く、一切れ残す事になりそうでした。

次に和牛メンチカツを頂いてみます。
一口食べてみますが、どうにもハンバーグに衣を付けて揚げただけの印象しか受けません。
この配合と塊具合ならば、ハンバーグの方が美味しい様な気がします。

f:id:miyamori_k:20200829133233j:plain:w450
あげ福のとんかつ(アップ)
f:id:miyamori_k:20200829133235j:plain:w450
あげ福の和牛メンチカツ(アップ)

もし私が20代後半までであれば、このお店のとんかつはベストだったかもしれません。
又、和牛メンチカツはあの価格帯でこの品質では揚げ物屋としては残念でした。

おわりに

ミート矢澤にて料理を頂いた事もありますが、どうも価格と品質が私には合っている様には思えず、
その流れをあげ福さんも抱く結果になりました。
おそらく私の舌や胃が悪いのだと思う為、これらが賢くなった際には、再度挑戦してみたいと思います。

ごちそう様でした。

↓クリックしていただければ励みになります!
グルメ、食通、ダイニング グルメブログ・テーマ
グルメ、食通、ダイニング

住所

〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目15−13 ニューハイツ西五反田1F

食べログ

tabelog.com